「既卒は受からない」
ネットでこの言葉を見かけたとき、正直「ああ、やっぱり自分はダメなのかな」と思って、ますます落ち込んだのを覚えています。だって本当に、全然受からなかったから。
私自身、大学卒業後に進路が決まらず、気づけば既卒に。周りは社会人になっていく中、私はひとり部屋で、人生に迷っていました。
その後就職活動を始めましたが、
何社落ちたか、途中で数えるのをやめました。
50社は軽く超えていたと思います。封筒が届くだけでビクッとするようになって、最終的には開けずに捨てたこともあります。
でも、そんな私でも――正社員になれたんです。

ぼくなんて、履歴書書くだけで3日かかったよ。……まあ、2日は寝てただけなんだけどね。
そもそも、なんで既卒って受かりにくいの?


日本の就職市場には「新卒至上主義」という、
やっかいな文化があります。
- 卒業して時間が経つと、新卒枠で応募できない
- 空白期間に対して企業側が慎重になる
- 未経験OKの求人自体が少ない
つまり、あなたが落ちているのは「社会の構造のせい」でもあるんです。



それって、あなたの人生がダメなわけじゃないんだよ。社会のルールがちょっと複雑なだけ。
落ちたときは、しんどいけど


受からないと、自分を全否定されたように感じてしまう。
「この空白期間が悪いのか」
「既卒だからナメられてるのか」
「そもそも自分に価値がないのでは…?」
そんな考えがぐるぐる頭を回って、
正直、メンタルはかなりやられました。
でも、どんなに辛くても最後までやってみようとは思っていました。
就活エージェントにも登録して、ハローワークで履歴書を添削してもらって、初めて「他人の手を借りる」という選択もしました。
結果的に、それが正解でした。
職種を変えて、道が開けた


私は最初、「どうしても経理をやりたい」と決めつけていました。
けれども、実務経験がない中での経理職は難しく、内定をもらえない日々が続いていました。
そんなときエージェントの人に言われたのは、
「いったん“営業”で入って、経理に異動するのも手ですよ」
という言葉でした。
正直、「営業だけは無理」と思っていたけど…… 「まずは正社員として働くことが最優先」と思い直して、業界を広げてみたんです。
その結果、内定をもらうことができました。
面接では緊張しすぎて噛みまくり、「あ、落ちたな」と思ったけど、翌日「ぜひ来てほしい」と連絡が来たときは、全ての苦労が報われた気持ちになりました。



終わったと思ってた面接から、まさかの合格通知。人生って、案外まだ捨てたもんじゃないかもね。
空白期間の説明は、前もって考えておこう


空白期間については、ほぼ確実に聞かれます。
- 家庭の事情で就活できなかった
- 資格取得に集中していた
- 働きながら自分に合う仕事を探していた
どんな理由でもいいので、
筋の通った説明を準備しておきましょう。
面接官も鬼ではないです。ただ、納得したいだけ。
逆に「なんとなく」で空白ができてしまった場合でも、そこから何を学んだかを語れると◎です。



ぼくは、ゲームと魚のことばっかり考えてたよ。でもそれも、心を守るための時間だったと思ってる。ほら、悪くないでしょ?
正社員になれた3つの理由
私が「既卒は受からない」と落ち込みながらも、最終的に正社員になれたのは、次の3つを実行したからです。
- 就活エージェントやハローワークに相談し、他人の力を借りたこと
- 履歴書添削や企業紹介など、自分ひとりでは見えなかった選択肢を教えてもらえた。
- 経理職へのこだわりを手放し、「入口としての職種」を受け入れたこと
- 希望する職種には就けなかったけど、視野を広げたことで新たな道が開けた。
- 空白期間の説明を事前に準備し、自信を持って面接に臨めたこと
- 言い訳ではなく、自分なりに意味づけをした言葉が伝わった。
結論:落ちまくっても、この一社に出会えたら勝ち
正直、既卒で就活をするのはしんどいです。
でも、「どこにも受からない」が「受かった」に変わる日は、ほんとうに来ます。
その1社と出会うために、あなたは今、がんばってる。
それって、本当にすごいことです。



誰にも言ってもらえなかったなら、ぼくが言うね。君は、もう十分がんばってるよ。








